情報C 2学期  授業内容  
2013年 2月16日更新
F 座学:ネット・ケータイの安全を考えよう!

  家や学校でインターネットを行う際、起こりがちなトラブルについて、Webやワークシートで説明し、
 その対応についても学習した。

@悪質なサイトの疑似体験   Web「情報モラルを学ぼう(http://wmc.gr.security/)を使って、
 悪意あるサイトの例を疑似体験させる。 
Aコンピュータウイルスって何?   コンピュータウイルスはどんな問題を起こすのかについて説明、
 また無料のオンラインチェックサイトも紹介した。
Bパスワードは予想できる  実例を挙げながら予想されやすいパスワードを考えさせ、どのような 
 パスワードが適当か考えさせた。
 
G CMを研究しよう!

 短い時間でメッセージを発信するCMの手法について研究し、つぎのCM制作の課題につなげた。
 
@CMのチェック   Web上にある動画CMを見られるサイトを紹介(プリント参照)し、好感度・印象的など 
 4つの項目にあてはまるCMを記入させた。
ACM手法の研究   @であげたCMについてその手法・キャッチコピーなど分析させ、シートに書かせた。
B発表  研究したCMの映像とその分析について発表させ、相互評価させた。
   ☆研究シートは日本文教出版社情報Cノートの内容を参考にしています。

H CMを作成しよう!

  Gの研究を活かし、実際に30秒から1分程度のCMを制作することとした。
  ソフトとしてPowerPointの自動プレゼン機能を使い、写真と文字と音楽を組み合わせたCMづくりを制作課題とした。

@企画書・絵コンテの作成   まず紙ベースで企画書・絵コンテを作成し、提出させた。
A音楽の編集  音楽の一部分だけを使う場合に付属ソフト「SoundRecorder」を使って、ダビングさせた。 
 WindowsXP以降なら付属の「ムービーメーカー」を使って編集可能だが、本校は2000なので。
 曲の頭から使う場合は、「メディアプレーヤー」のファイルをそのまま使ってもよい。
BPowerPointで制作  スライドショーの機能を使って自動再生されるスライドをつくるための手順を説明した。
 アニメーションの挿入・その細かな設定などについても生徒のリクエストに応じ説明した。
C発表・評価  発表準備シートにあらかじめ発表内容を準備させた上で、作品とともに発表させた。
 今回は相互評価だけでなく、自己評価もこちらが評価をつける上での参考として書かせた。 

 
I 座学:著作権を考えよう!

  著作権について「○○してはダメ!」と教えるのではなく、「Hで作った作品をWebで公開するには?」という
 前提で、著作権について調べ、許可を得るための手続きなどを調べさせた。
 
@著作権とは何か?   コピーライトワールド(http://www.kidscric.com/)のスライドを用い、著作権の基本的な
 考え方について説明した
A自分の作品で著作権上
 問題となるのは?
 自分の作品をふりかえり、どのようなものが著作権上、問題となるものを考えさせた。
 その際、理由も記入させた。
B許可を得るための手続きとは   JASRACなどのWebを紹介し、手続きの方法について説明した
C著作権クイズ  著作権についてのクイズ(コピーライトワールド)を実施し、まとめとした。

J 問題解決実習 学校食堂の改善案を提案しよう

  問題解決の授業として、問題発見・解決のための手法(KJ法・ブレーンストーミング)を使い、学校食堂の課題を
 発見・分析し、その改善方法についても提案する。
 
@KJ法で問題点を発見・分析  KJ法を使って、学校食堂の問題点を発見する実習を行う。
Aブレーンストーミングで解決を考える  ブレーンストーミングを使って、浮かび上がってきた解決提案を考える
B解決提案を考える   グループでアンケートやデータを調べ、説得力を持った提案を作る
C発表・評価  提案についてプレゼンテーションを行い、相互評価を行う

  ☆実践報告「情報社会と問題解決を授業する」(数研出版i-NET33号・2012年)原稿PDFへのLINK

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