2013年3月14日更新 |
K 動画を使って学校紹介クイズを作ろう! |
デジタルカメラの動画機能と、Windows付属のムービーメーカーというソフトを使って、動画にチャレンジした。
テーマを「学校紹介クイズ」としたのは、取材しやすさとクイズの動画ならパターンがあるので制作しやすいことを
考えた。時間は1分程度としたが、実際にできた作品はそれを軽くオーバーする力作が多かった。
個人ではなくグループ制作とすることで、時間短縮とスキルの差の改善をねらった。
@企画 |
どのようなクイズ・映像を作るかについて、グループでブレインストーミングをして考えます。
そこでまとまったグループの企画を企画書にまとめます |
A撮影 |
どこで、いつ撮影するか、企画書に書いた絵コンテをもとに撮影の段取りを組ませます。
そして撮影です。授業内でも1時間確保しましたが、それ以外に撮影した班も多かったです。
学校のデジカメでは足りないので、生徒にも持ってきてもらいました。動画機能を使ったことがある
生徒は少ないようです。 |
B編集 |
撮影した動画を、ムービーメーカーで編集します。余計な機能がない分操作は簡単です。
つないだり、BGMをつけたり、字幕をつけたり・・・基本的な編集は十分できます。 |
C評価 |
動画をみんなで見て、相互評価と教員による評価を行います。 |
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L ネットの安全安心利用のための標語を作ろう! |
ネットの安全安心利用のための標語を作ることを通して、情報モラルを考えさせる課題です。
どのテーマについて、どのようなことを呼びかけるかを考え短い言葉で表現することも、一つのスキルです。
@研究 |
一般的な標語の特徴・工夫をワークシートを使って、分析・研究する。
そのうえで、今回の標語の条件を確認する。また情報モラルについて一般的にどのような
ことが言われているかを、「ネット社会の歩き方」のページから研究する。 |
A制作 |
標語を考え、そのねらいや企画の意図を書いた提案書を提出する。
標語を毛筆風書体で印刷し、評価の準備をする。 |
B発表・評価 |
掲示された標語をもとに投票を行う。
また全員の標語について、呼びかけようとしている内容・標語の工夫の観点で相互評価、
教員による評価を行う。 |
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M ネットマナーを中学生にプレゼンしよう! |
2年間の情報科の授業で学習した操作スキル、情報の検索・表現スキル、情報モラルを総動員して、中学1年生に プレゼンテーションすることを目標とした授業である。 高校生はこの授業を通じて、自信の中学時代の経験を振り返り、かつプレゼンするために新たに知識を習得する。 プレゼンを受ける中学生は、内容である情報モラルについての理解・知識を先輩から教えてもらうことが目的である。
@導入
(1時間) |
対象・課題を説明し、グループごとにブレインストーミングで、どのような内容を どのような方法でプレゼンするかについて考えさせた。 このときプレゼン=Powerpointとならないように、紙芝居や紙のレジュメ、寸劇 など様々な方法で表現を考えるように例示した。 |
A制作・準備
(3時間) |
グループで分担させ、情報収集、スライド・小道具制作、台本制作を並行して行わせた。 グループ発表では準備時間を個人の発表に比べ短縮することができるメリットがある。 リハーサルの時間もこの時間に含めた。 |
B発表・評価
(1時間) |
発表態度・内容・方法の工夫・説得力の4観点で相互評価・教員評価を行った。 発表のあと、時間の使い方・グループ内の貢献度など自己評価をわせた。 |
Cプレゼンテーション
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発表の中から、中1の担任にとって行ってほしいテーマを2つ選び、その内容をとりあげた チームにプレゼンを依頼した。 具体的には、ブログ・掲示板での悪口と出会い系サイトの問題を生徒は発表した。 |
☆発表予稿「高校生から中学生に情報モラルにプレゼンテーションする授業実践」(PDFファイルへ)
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N 座学:「私のメディア史」 |
2年間の情報の総まとめとして、もう一度「情報化社会」そのものに目を向ける課題設定とした。 ワークシートの年表に、「TVの○○にはまった」などとメデイアからどのような影響を受けたか、書かせました。 その後他人と意見交換する中で、自分たちの遊びや流行にメディアが大きな影響を与えていることに気付かせます。
☆詳しくは「メルマガその2 ワークシートを使った授業」に書いています。
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